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デュエルガンダム




復讐の闘士



 5機のガンダムのうち、最も凡庸性に富み、ゆえにこれといった特徴がない影の薄いデュエルガンダム。
 その影の薄さは、シュラウドを装備してなお、改善されることはなかった…。
 っていうか、完璧かませ犬だったよなぁ……。





 白いな…墨入れぐらいしてもよかったか。
 あまりの白さに、色分け足りないと思いがちだけども。
 意外と肩と横腹のグレー以外は、シールドと背部バーニアの黄色が足りない程度。この状態でのシール使用は、頭部センサー部分のみ。
 ますます墨入れしてないのが痛いな。
 プロポーションは、設定よりも細身の印象。
 にもかかわらず、何故かマスク部のみ太ってる
 原因は、両頬のインテーク部分が無駄に大きいから。
 良好なプロポーションだけに、頭部がダサいのがかなりイタイ。





 可動も良好。
 特に、腰の部分に前掛けがないので、非常に自然に膝立ちが出来る。
 肘も90度可動。肩のアーマーの青い部分が可動するので、真横に近い位置まで腕を上げることが可能。
 腰の可動がほとんどできないのが残念か。


 

ビームサーベル
 例によって引き抜く動作が可能。
 なんか無駄にカッコいいな。




57ミリ高エネルギービームライフル

 ストライクとライフルの形状がかなり違うのは、デュエルのライフルの銃身の下部部分には、小型のマルチ・ガンランチャーが取り付けてあるから…らしい。
 ストライク相手には効果薄いだろうけど。




シュラウド=死体を包む布・覆うもの

 挟み込み式なアサルトシュラウド。
 それがなにを意味するかというと、着脱の度にパーツ破損の危機
 もう少し何とかならんかったか…と思うけども、そうしたらしたで「固定が甘いのは何とかならんか…」とか言いそうなので、これはこれでよしとしておこう。





 基本的に一色のみ。
 ミサイルハッチや胸部部分やら、色が違う部分は全てシール。
 レールガン「シヴァ」とバックパックは成型色だけど。
 さすがにこれはもう少し何とか…。
 あと、腰の後ろのシュラウドパーツがポロポロ取れるのはストレス。





 さすがにこの状態だと、可動良好とは言いがたい。
 とは言うものの、可動自体はそれほど阻害されていないわけで。
 肩アーマーの可動パーツが可動しなくなったのと、胸部から腰部にかけてのシュラウドが一体形成なおかげで、脚(股関節)の動きに干渉するのが致命的。
 せめて前掛けは可動しとかないと…。




フル装備




オレシュラウド

 動きに干渉するパーツは、左肩以外取っ払ってみた。
 バックパックと脚のシュラウドで機動性アップ。
 左肩で、面に対する攻撃力アップ。
 っていうか、何でシュラウドに予備エネルギーパックとしての機能をつけないのか。
 稼働時間長くなるだろうに。




そいつをよこせーーーーっ!!

 イザーク、最初で最後の見せ場。
 以後、種デスでも活躍できず……。



 良きプラモです
 いや、デュエルは影が薄い印象しかなかったけども。
 このプラモの出来は結構いい。
 特にシュラウド無し状態の素体は、ぶっちゃけカッコいい。
 頭部の出来だけは不満だけど。
 これで1,200円は結構お買い得。