1/144 HG GUNDAMSEED-05
ブリッツガンダム



見えざるガンダム


 背景黒にしてやろうかと思ったけどやめた。

 ガン種時代の本編の中で出てきた五機のガンダムのうち、個人的に許容できる二機のガンダムのうちの一機。もう一機はバスターガンダム。
 というのも、他の三機のガンダムが凡庸性に長けた機体なのに対し、バスターとブリッツだけは明確な使用目的…「長距離砲撃」と「隠密強襲」…があるのがツボ。その分デザインにも特徴が出てくるからねー。





 えっと…ブリッツってこんな色だっけか?
 いや、写真がアレだからわかりにくいけども。
 もっと機体色濃いだろう。
 まぁ、真っ黒より少し薄いほうが、暗闇の中(宇宙空間とか)では逆に見えにくいらしいけどさ。プラモには関係ないけど。
 プロポーションは悪くないけども。
 一部接着しちゃったほうがいい部分があるなー。背中のブースター部とか。右腕のトリケロスとか。ちょっとストレスになるくらい取れすぎ。
 色分けは、猛烈に赤い部分が足りない。も少し頑張って欲しかった…。





 立膝が可能な程度には可動。
 肘は90度。
 膝はもう少しいける。
 首がほぼ上下に可動しないのが残念。





 つま先に可動部分があるので、足刀での蹴りが可能。
 これのおかげで、かなり脚を横に開いても自立できるのがいいね。
 デザイン上の問題もあると思うけど、この可動部分はもっと増やしてもいいと思う。




攻盾システム「トリケロス」

 三つの武器を一つにまとめた攻防一体のシールド。
 それぞれ…

・3連装高速運動体貫徹弾「ランサーダート」
・50ミリレーザー砲
・ビームサーベル

 てっきりビームライフルかと思ってたらレーザー砲かい。
 「ランサーダート」は、一番上のみ取り外し可能。
 なお。とんでもないことに、スペック表にこう書いてある上にきっちり取り付け穴まで開いているというのに、ビームサーベルパーツは付属しておりません。ありえねぇ。
 写真は、別の機体のパーツを拝借しております。




ピアサーロック「グレイプニール」

 1/100では、これも一本一本可動してたけど、さすがに1/144じゃ無理だーね。
 その分シャープな出来で、これはこれでアリ。
 爪広げるより、こっちのほうが貫通力あるんじゃないか?





 差し替えで爪が展開。こっちも、可動しない分見た目はいいやね。  リード線と発射用のスタンド付属。  リード線がやたら長いので、好みの長さに切る手もアリ。




ランサーダート!!




グレイプニール発射!!
 OP風に。
 つま先の可動部のおかげで、接地性は良好。
 もう少し脚は広げられるけど、あんまカッコよく撮れなかったんでこれくらい。



 つま先の可動とか面白いのに、なんで後のMSには生かされなかったのか。
 本編でも、初期の五機のガンダム乗りの中で唯一の戦死者となってしまうしナ。
 どうにもあれだな。ガン種の世界では、善人ほどひどい目にあってるな。善い人代表サイ君とか。種デスのアスランとか。
 性格に問題ある者を活躍させるのはいいけども、そのまま修正されないあたりが問題なんだよなぁ…。
 まぁ、それはそれとして。
 ブリッツカッコいいよブリッツ。
 1,200円という値段を考えれば、十分な出来。
 これでもう少し、色分け頑張ってくれてたらなぁ…。