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カラミティガンダム


 


"厄災”をもたらす者



 ガン種屈指の切れっぷりを誇る「三馬鹿」のリーダー格。
 なんつーか…真っ先に仮面ライダーゾルダを思い出してしまうのは、中の人が同じだからだけではないはずだ。(中の人=涼平氏)





 肩幅が広いわ、そのくせ脚が短く見えるわで、プロポーション的にはビミョー。
 まぁ、もともと重心が上にあるようなデザインなんだけども。
 なんか膝の関節の形状に癖があって、強制的にS字立ち…というのだろうか?そんな立ち方に強制的になっちゃう形状。
 色は、細かいところが色々足りないけども、一番目立つのが胸装甲が黄色一色なこと。五分もかかりゃしないので、スミ入れ感覚で塗っちゃうのが吉。
 ちなみに、画像は塗った状態のもの。





 可動に関しては特筆することはなにもなく。
 せいぜい肩アーマーの形状上、真横には上げずらい程度。
 なお、今回は肩アーマーと腕の可動は独立しております。
 にしても、やっぱり後ろに長いなー。

 


337mmプラズマサボット・バズーカ砲 トーデスブロック

 説明書には「死の塊」と書いてあるけども。
 実際は「死刑台」という意味になる…らしい。
 でかいバズーカって嫌いじゃないけど、ものっスゲェ取り回し悪いんですけど。
 もう少しグリップが逆に角度あれば、もっと持ちやすいんだけどなぁ…。




115mm2連装衝角砲 ケーファー・ツヴァイ

 衝角砲がついてたり、打撃に使われたり。
 ビームコーティングがなされていることが、唯一盾としての面目を保っている部分。
 なんつーかもう、「武器として使える盾」っつーより「盾としても使える武器」って感じなんだろうなぁ。実際劇中でも、盾はウェポンラック程度の扱いみたいだし。




125mm2連装高エネルギー長距離ビーム砲 シュラーク

 上下に可動。
 もう一工夫すれば、左右にも動かせるんじゃないかなー。
 まぁ、そこで簡単に横の射角が取れるところがMSの優位性なんだろうけど。
 下手に中途半端な大きさよりも、ここまでデカければ文句も言えない。
 ちなみに、「シュラーク」はドイツ語で「衝撃」。
 すなわち「インパルス」ってことだね。
 いや、だからなんだといわれても困るんだけども。





 おお、横から見ると意外とカッコいいぞ。
 個人的には、バズーカは小脇に抱えてるほうがいいな。
 いや、まぁ、撃つときは別だけども。




フルバースト

 よく考えれば、手数だけならフリーダムに引けをとらないんだよなぁ。
 問題は当たるか当たらないかだけども。





 カラミティは、下から見上げる角度がイイと思うのです。



 三馬鹿の中では、比較的クセのない機体で、それゆえにインパクトが薄いというか、通りすがりで撃墜されちゃたまらんよな。
 見た目で使用用途がわかる点においては、いいデザインだと思った。
 他の二体がわかりにくいだけに、特に。

 ところで。
 三馬鹿の中で重量が軽いそうだけども。
 カラミティが軽いんじゃなくて他が重いだけだよな。
 だって、カラミティの元であるバスターなんて、約62tだ(カラミティ=約82t)。
 もちろん、MSでは軽ければ有利だろうから一概には言えないけども。
 20tの技術の差があるMSで善戦したバスターやデュエルはスゲーよ。改めて。