1/144 HG GUNDAMSEED-17
フォースインパルスガンダム




新たなる世代の「衝撃」



 「ガンダム種デス」終了記念その二。
 種デス前半の主人公機…ながら、歴代の主人公機の中でも、ダントツで影の薄い機体に成り果ててしまった、「衝撃」の名を冠するガンダム。
 「HGのフォースインパルスは酷い」と言われているけども、実際の所はどうなのか?!




 うん。酷いなコリャ>はやっ!!
 色が足り無い…どころの話ではなく、あからさまに色分けに関しては、開発陣サボりすぎ。シール補完でもいいんだから、もう少し何とかして欲しかった。
 スミ入れをすれば、かなり見栄えは良くなるんだろうけど、逆に言えば、スミ入れした程度で大きく見栄えが変わってしまう程度でしかないってことだよな、つまりは。
 大体、色を揃えず塗装前提の商品にするのなら、頼むから濃い成型色はやめてくれ。特にシールドとか。
 シールドなんて、なんで成型色赤にする必要があるのか。白でいいじゃねーか白で。ガンダムマーカー使うなら、白に赤乗せるほうが簡単なんだから。
 プロポーションは割と好み。安定感がありそうな感じで。




 さて。色分けでガンガン不満言っちゃったけども、いい部分もあるのよ。
 可動に関しては、変形機構の関係もあって、非常に良好。
 特に下半身の可動が秀逸。膝が二重関節なので、非常に膝立ちが決まる。
 また、肩の関節も大きく上に上がるので、見栄えさえ気にしなければ、かなりの可動範囲を誇っているといえる。




フォースシルエット

 うーん…ストライクのエールユニットと比べると、どうしても一段見劣りする。ギミック的にも、見た目的にも。
 デザインに関しては仕方が無いけど、大きさは、もっとハッタリの効いた大きさであっても良かった気がする。




MA-BAR72 高エネルギービームライフル&MMI-RG59V 機動防盾

 フリーダムやジャスティスの「ルプス」を、さらに改良したという、考え方によってはかなりとんでもないビームライフル。  ザフトは、「ビーム兵器に関しては連合に遅れをとっていた」らしいけど、すっかり三大核搭載機の存在は無かったことにされたらしい。充分連合追い抜いてたっちゅうねん。
 シールドはスライドギミックが欲しかったねー。
 って言うか、この赤一色に関して誰からも疑問の声は出なかったのだろうか…?




MA−M941ヴァジュラビームサーベル

 一体型の持ち手付属。
 例によってクリアパーツは無し…と。
 本当に主人公機の扱いなのか?これが。




シルエットフライヤー

 だっけ?
 まぁいいや、なんかすごいやる気の無い造形だし。
 やる気出せよ開発陣。




勢ぞろい




チェストフライヤー&レッグフライヤー

 これはね、これら一つ一つを戦闘機やなんかだと思うから首を傾げるんだ。
 あくまで「パーツ」であり、コレ単体で戦うわけじゃないんだ。
 それでも納得できなければ、いっそガイキングだとおmうわなんだ(ry




コアスプレンダー

 えー…ノーコメント。




フォースシルエット

 とりあえず、ぞんざいなブースターの取り付け位置が気になる。
 焦げんぞ、シルエット。















 うーん…。
 個人的には、予想してたほど酷くない…ってのが正直な感想。
 これが量産機だったり、特に重要でもない機体なら、この出来でも「まぁ、こんなもんかな」と思う人はいると思うんだけど…。
 問題は、コレが一応主人公機であり、シリーズ全体の基準となる機体だって事。
 シリーズ最初の出来がこんなのなら、そりゃ売り上げが伸びるわけ無いよな…と。
 可動が非常に秀逸なだけに、見た目でかなり損していると思う。
 見た目で判断するなと言うけども。
 やっぱり見た目も大事…って事だね。