1/144 HG GUNDAMSEED-24
セイバーガンダム




宇宙駆ける深紅の刃



 あまり期待せずに買った1/144「セイバーガンダム」。
 だってネー。
 劇中での扱いがあんまりだったからネー。





 正面から見ると、結構コンパクトに収まっている気がするものの。
 背後から見ると、やっぱでかいな。ビーム砲。
 まぁ、無茶に重いって物でもないんで、充分自立可能。
 可動は、変形機構が簡素なためか、かなり良好。
 特に、変形の関係上膝が二重関節のため、正座も可能。
 やんないけど。正座なんて。




MA−M941ヴァシュラビームサーベル

 何でただのビームサーベルに、こんな仰々しい名前がついてるのか。
 それはともかく。
 ビームサーベルを肩に装備という珍しい仕様。
 なかなか面白い。
 残念なのは、かなり取れやすい事。
 意識せずに動かしてたら、いつの間にか消えている危険性大。




MA−BAR70高エネルギービームライフル

 画像暗くて見難いな。
 ビームライフルは、手首一体形成じゃないのはありがたいものの、やっぱりそうなると、固定に難あり。あと、付け替える手間も。




M106アルフォルタスプラズマ収束ビーム砲

 「メガビームキャノン」じゃダメなのかと。
 小一時間ほど問い詰めたくなる長い名称のビーム砲。
 写真は、所謂「ヴェスバー撃ち」の状態。
 この状態が公式っぽいけど、両腕の動き阻害されるじゃん。いいのか?




MA形態

 Wガンダム以降流行の簡易変形かと思いきや、なかなかカッコいい。
 いや、変形自体は簡素なんだけども。
 バランスがいい感じ。
 「手首をはずせ」って指示だったけど…あ、はずしてなかった




肩越しに砲戦形態

 ロマンを感じるだろう?>意味不明
 個人的にはこっちの撃ち方のほうが好きだな。



 まぁ、もともとデザイン的に、「おちょぼ口で鼻」のマスクデザインが、あんまり好みではないのだけども。
 それ以外ではそれほど不満点はなし。
 せいぜい「ビームサーベルの柄が取れやすい」「肘・膝関節が妙に長い」「肩とシールド干渉しすぎ」の三つくらいかな。
 一つ目はともかく、二・三つめはデザイン的にも仕方ないだろうし。
 ただし、一つだけそれ以外に致命的な欠点が。

ディスプレイスタンドつけろバンダイ

 おいおい…空戦機体にスタンドつけずに、なんでグフにスタンドつけるんだよ……。
 とくにMA形態が形態だけに、MA状態で飾れないのはかなりマイナス。
 100円200円高くなってもいいから、そこは妥協しないで欲しかった。
 とはいえ。
 出来自体はいいので、買って損なし。
 オススメ。



余談
>この機体もMA形態への変形機構を有しているが、
>他の4機に比べそれ以外の特殊兵装の搭載が少ない

>武装
>MMI-GAU25A 25ミリCIWS
>MMI-GAU25ピクウス 76ミリ機関砲
>M106 アムフォルタスプラスマ収束ビーム砲
>MA-78 スーパーフォルティスビーム砲
>MA−BAR70高エネルギービームライフル
>MA−M941ヴァシュラビームサーベル
>MMI-RD11 空力防盾
(取扱説明書より)

 こんだけの武装があって、いったい何が不満なのか
 確かに他の機体に比べると少ないかも知らんが、普通こんだけ武装があれば、フツーのパイロットならそれなりの戦果上げられるぞ。
 「武装が多い=強い」
 小学生並みの思考回路。それが、「ガン種クオリティ」。