1/144 HG GUNDAMSEED-29
ジンハイマニューバ2型




斬機の刃



 本来、本編とは「if」もしくは「other」の世界である「MSV」。
 その世界に繋がりを持つ稀有な機体「ハイマニューバ2型」。
 いまや前世紀の物となった「ジン」シリーズの、最新式の実力やいかに?!





 肩や脚、胸部装甲のボリュームから、多少マッチョ気味?な第一印象。
 ジンシリーズの特徴なのか、頭部の庇(ひさし)部分が深めで、モノアイが影になって上手く写んないのね。
 それと…トサカが長いので、頭部が大きく見える。
 でも、トサカないとなんかつぶれた感じがするからなぁ……。





 可動はそれなり。
 ただ、どう動かそうとしても、刀&鞘が邪魔なことこの上なし。ので、ポーズつけるときは、一度鞘ごと外してから動かしたほうがいいね。
 肘は90度。
 膝立ちはギリギリ可能。ただ、前掛けがちょっと干渉しすぎな感あり。




MMI-M639K ビームカービン

 ビームライフルじゃないのねー。
 あれか。初代における「ビームスプレーガン」みたいなものか。
 取り回しのよさを求めるなら、いっそのこと「リック=ディアス」みたいに「ビームピストル」とかどうか。




MA-M92 斬機刀

 説明書の説明をまとめると、「レッドフレームのガーベラストレートの技術が一部使われている」可能性がある刀…ってわけだ。
 てか「縦に並べた3機のジンを真っ二つ」って無茶だよあんた。
 日本刀の「天下五剣」のうちの一振り、「大典太光世」でさえ、「三体重ねた死体の二体までを両断し、三体目の背骨まで達した」程度だぞ?  いや、比較としては意味を成さないかもしれないけども。
 にしたって、なかなか豪快な設定だ…。





 MSに刀。
 奇妙なようでしっくりくる組合せ。




斬機刀+重斬刀

 ジャンク扱いの「重斬刀」との二刀流。
 シールドは持てなくなるけどナー。





 「ブレイブフェンサー」なる珍妙奇妙な名前を思い出した。
 洋剣+日本刀の組合せだからか?




箱絵風



 完璧に近接戦闘用。
 しかも、装備や性能からして奇襲用の機体だーね。
 ちょっと鞘やらバックパックやらが可動に干渉するんだけども。
 でもカッコいいよ。
 こういう一芸に秀でた機体は大好き。
 主人公機が凡庸性を突き詰めた機体なので、脇役の機体には、もっともっと一芸に秀でて欲しいと思う今日この頃。
 でも、実際の戦力的には、凡庸性があるほうがいいんだろうなぁ…。