1/144 HG GUNDAMSEED-32
∞(インフィニット)ジャスティスガンダム




無限大の"正義”



 ディスティニーやストフリを差し置いて、HG1/144化を果たした新ジャスティス。
 でも、そんなに慌てなくていいよ?
 ディスティニーとストフリの1/100がイマイチだっただけに。





 以前ジャスティスに比べると…。
 本体の印象は多少変わったものの、やはり一番目引くのは、背中のリフターユニット「ファトゥム」の小型化ではなかろーか。
 かなり背中からの印象が変わってる。ファトゥムしか見えなかったのが嘘みたいだ。
 色わけは、色々細かく足りないので、塗装派の人はガンバ。





 可動は可もなく不可もなく。
 ファトゥムが思ったより重くない上に、それほど深刻に干渉するわけでもないので、デカいもの背中に背負ってる割にはよく動く。
 可動ではないけども。
 両腰のビームサーベルの柄が、もうポロポロ取れて鬱陶しい事この上ないというか、接着してやりたい衝動に駆られるので、これから先の写真には差してません。




MA-M1911 高エネルギービームライフル&MX2002 ビームキャリーシールド

 ビームライフルは、ジャスティスが装備していた「MA-M20 ルプス」を∞ジャスティス用にカスタマイズしたもの。
 シールドは、ビームシールド発生器兼ウェポンキャリア。
 シールドにビームシールドっつーと意味無いように聞こえるけども。
 少なくともディスティニーのように二つに分けるよりは意味がある…ってーか、二重装甲みたいなものと思えば、シールド自体の防御力は他の二機より上な気がする。




MA-M02G シュペールラケルタ&RQM55 シャイニングエッジビームブーメラン

 シールドの色に合わせて、クリアブルー形成になっております。
 …シールドのためだけに、ビーム刃のクリアパーツが全部!全て!!オール!!!クリアブルーなのはどうしたことか。
 ビームサーベルは、ジャスティスの物とまったく同じ
 ……。

>既に十分な出力を持っており開発段階で流用されたものと思われる。
(∞ジャスティス説明書より)

>MA-M02G シュペールラケルタ
>セカンドステージシリーズに採用されたヴァジュラ系に
>対抗するために強化が図れたようだ。
(ストフリ説明書より)

 十分なのか強化が必要なのかどっちだ。




MR-Q15A グリフォン ビームブレイド

 ビームキック…。
 完っ璧格闘専用だな、おい。
 まぁ、こういう無茶な設定大好きだけどな!!
>蹴り技と連携することで相手を両断する。
 普通。MS戦で。蹴り技なんか。多用。しない。




ファトゥム展開

 さすがに前回非難轟々だったのか、(一応)頭を外すことなく展開可能。
 ただし、写真のようにビーム砲がアンテナに引っかかるので、素直に外して展開するのが吉。中途半端やなー…。
 ジャスティスの時には首周りが完全に隠れて、視界不良だったけども。
 今回はかなり薄く、シャープな設計なので、視界良好。




ファトゥム-01

 鳥を思わせるかのような外観。
 ファトゥム-00よりもかなり小型化され、なおかつシャープな感じに。
 これはこれで、単独でもカッコいい。





 さすがに、少しファトゥム小さいかな?




MR-Q17X グリフォン2 ビームブレイド

 下にぶらさがることも可能。
 この行為自体に、何かしら意味があるのかは不明。
 ウイング前面に、ガイアガンダムと同じビームブレイドを装備。




正義と無限と

 二体並べてみる。
 やはり、ジャスティスのほうは、ファトゥムが大きい分かなりのボリューム。
 ∞ジャスティスは洗練されてシャープなイメージ。







 多少の不満点はあるもの、出来は十分。
 1/100ストフリの出来がそれほどでもなかっただけに、余計に出来がよく感じる。
 こっちのほうが遊びがいもありそうだし。
 フル装備にしたら、全身ビーム刃だらけってのが凶悪でカッコいいよ。

 しかしなんだね。
 武装の7〜8割が近接・突撃用の武装ってのが男らしくてステキ。
 アスランは近接格闘得意だっけ?あんまそんなイメージないけどな。
 武装がほぼ新規開発されたストフリに比べ、ジャスティスや他の機体からの流用武装が多い∞ジャスティス。
 なんだろうなぁ、この違い。ラクスの愛の差か?
 とりあえず心配なのは。
 最終回に、ファトゥムごと特攻しやしないかと。
 いやね。「ファトゥム全体が大型突撃武器になる」みたいなこと、念入りに、事細かに説明してるからさぁ。心配なわけ。
 特攻以外に使い道も思い浮かばないしな。