1/144 HG GUNDAMSEED-56
アームズアストレイPMCカスタム
レオンズ・グレイブス専用機




ウォーサーフ

 ナチュラルの癖にザフトの司令官になったレオンズの駆る、シビリアンアストレイDSSDカスタムの改造機。
 ナチュラルの、しかも民間企業の社員を司令官にする…、もうコーディネーターのコーディネーターとしてのアドバンテージがなくなってるような気がするのは僕だけでしょうか?
 




 成型色が変わり、頭部が新規造形となったほかは、特に変わったところは無し。
 あえて言うなら、マーキングシールが付属していることと、シールドにシールが付属したことくらいです。
 純粋な戦闘用MSになってることから、「シビリアン」ではなく「アームズ」アストレイなんだそうですよ。
 改めてみると、こいつはなかなかカッコいい機体。
 特にふくらはぎのあたりがいいですな。ノーマルアストレイといい太いふくらはぎは好きなんですよねー。





 可動。
 全体的に見ると、可動は良好といえるレベルなんですよね。
 特に膝なんかは、同じような構造ながら本家アストレイよりもまだ曲がるんですよ。
 肩もまぁ、本家と似たり寄ったりレベル。肘はさすがに比べるのは酷ですが。
 問題は股関節ですよ。もうね、にっちもさっちも行かない。
 他はそれなりに高いレベルなのに、股関節の動かなさが全てを台無しにしている感じです。





 頭部アップ。
 シビリアンとの違いは…ぶっちゃけフェイスパーツ以外は全て新規造形です。
 ぶっちゃけ別物。
 なお、シビリアンの頭部パーツ自体は付属するので、シビリアンアストレイしようにすることも可能です。もっとも、フェイスパーツは共通なので差し替えとかはまず無理ですが。




ビームガンKSM71/J

 見た目は変わっていないけれど、レオンズ仕様のビームガン。
 連射して近距離でサブマシンガンのように使用でき、かつ長距離狙撃も可能といういかにも厨二病設定な武装。
 いいですね〜。この厨臭さがSEEDの醍醐味ですよ。
 「拳銃サイズなのに長距離も撃てるんだぜ!!」って、ビームガンで長距離射撃ってどんだけエネルギーが必要になると思ってんだ。
 そうなると砲身に負荷がかかって交換時期が早くなるわけで。
 そんなことを民間企業の社員であるレオンズがやらかすことないと思うんだけどなー。改造するのにも赤字を嘆いてたし。




レーザートーチ

 やはりナックルガードが付いてるビームサーベルというのはいいですなぁ。
 さりげなく「ビームの焦点距離を伸ばせば」とか書いてますが、ビームナイフや出力しだいではロングサーベルのような使い方も出来る優れものだと思うんですけど。




電磁推進システム

 推進器としての役割だけでなく、支援機からのエネルギー供給を受けることで無限に近いパワーを得ることが出来る…そうですよ。ホント好きだねぇ、無限のエネルギーとかが。
 まぁ、こいつの場合は射撃に必要なエネルギーを供給してるみたいだけども…。
 なお、左右のスラスターはシビリアンと同じく可動します。
 しかし何ですな。エネルギー供給システムとかどっかで聞いたことあるような…。

 …………あっ!!
 デュートリオンビーム送電システムだっ!!





 レオンズ専用のマーキング。
 こんなマーキングするから予算を余分に食うんだよなぁ。

 





























 頭部が新規造形ということだけども、やっぱりそれだけじゃ商品としては弱いと思うんですよね。物自体はいいんですけど。
 もう少しなにかパンチの効いた変更があればよかったんですけど。股関節の修正とかね。
 ともあれ、アストレイズからはこれで打ち止めかな?
 スゥ専用ケルベロスザクとか出そうだけど…。
 お願いですから、せめてブルーフレームサードくらいはお願いします。他を望んでも、特に目立った新規機体が出てないので難しいだろうしね。