ガンダムSEED（以下種）のMSVシリーズの一つ。
　「指向性ｴﾈﾙｷﾞｰ放射兵器試験機」なんて、なんか長々しい名称がついてるけども、要するに「ビーム兵器試験機」ってこと。





　「モビル・シグー」を持ってないんで、何処がどう違うってのはわからないけども。
　いやー、でもなんか、スッゲカッコいい。
　試作機にしておくには勿体ないくらいだ。





　「動作の信頼性を最優先に考えた結果、発振ユニット全体が10メートルを超える大きさになった」…という設定のエネルギー砲「JDP8-MSY0270試製指向性熱エネルギー砲」。
　名前なげーって。
　しかもユニットの大半が冷却システムで、発砲の度に冷却ガスが噴出。ガスがなくなれば発砲不能と、なかなかのトンデモユニット。
　でもね、この試作機ゆえのトンデモっぷりがもう最高。





　ユニット自体は、肩とは独立しているので可動域に問題はなし。
　可動部がしっかりしているので、固定に関してもきっちり決まるのは好印象。




NOL-Y0270 レーザー斬重刀

　連邦からパクッた技術データを元に作られた斬重刀。
　他所様のサイトでも散々言われているけども。
　クリアのビームパーツがちょっと長め。
　おかげでパーツが曲がる曲がる。
　斬重刀の造形自体は、大きさ的にも形的にもお気に入り。
　何でもかんでも、デカイの二つ装備すればいいと思ってるどっかのMSにも、是非見習って欲しいものだ。





　説明書ではジャンク扱いのマシンガンとシールドガトリング（の盾無し）。
　全部装備してフルアーマーディープアームズ。
　アーマーじゃないか。間違っても。
　そして、斬重刀がわれながら馬鹿だと思った。
　めっちゃビーム曲がってるし。





　いやー、正直カッコイイよこれ。
　いかにも「試作機だから無茶しましたよ」みたいな感じで。
　「試作機ラブ」のわが身としては、これくらい思い切った無茶をした試作機が、もっと出て欲しい。MSVでもいいから。