HG SEED MSV-06
105ダガー&ガンバレル




幻の量産機




 「HG SEED」では、ジンとシグー以外が全てガンダム
 「HG SEED DESTINY」では連合製の機体は無し
 これらを総合すると、種HGでは連合製のMSはガンダムしか発売されてない事実。
 そんな中登場した、唯一の連合製量産機が、この「105ダガー」なのだ!!




105ダガー

 あらあら。意外と素敵なフォルム。すっげぇダサカッコいい
 いかにも量産機な細いフォルムだけど、そこはかとなく漂う渋さ。
 マスク部だけがグレーなのがいいね。
 ストライクのデータを基に作られているだけあって、そこかしこに面影が…あるんだけど、その面影すら簡略化されているあたりが量産機っぽい雰囲気。





 可動は、「HG SEED」の基本的な可動そのまま。
 余計な装備がない分、可動に干渉する部分が少ないのが強み。
 前掛けの部分が、分割加工できなくなってる(やりにくい)のがネックか。




M703ミリビームライフル

 なんとなくごつい印象のビームライフル。
 連合で最も多く生産されたビームライフルらしい。
 しっかり押し込むようにして握らせれば、がっちり固定されてブラブラしないのがいいね。
 ポーズがビシッと決まる。




ES01 ビームサーベル

 両腰に装備された、いたってフツーのビームサーベル。
 ほかの機体のビームサーベルと違って、固定用の凸部が柄の部分についているのが特徴といえば特徴…なんだけど、心なしか他のものよりも外れにくい気がする。
 持たせたときに、凸部がストッパーになってキッチリ持てるのはありがたい。





 ガンバレルのほうに移る前に…。
 付属のスタンドが熱い。
 ダガー・ガンバレル両方に対応できるように、アーム部分が二つに分かれるようになってるばかりか、使わないほうは台座の横に固定できる仕様。
 しかも、余剰パーツをビームサーベルの刃以外は全て収納できる親切設計。
 凝ってる上に、細かいパーツが多いので非常にありがたいわけで。

 


ガンバレルストライカー

 変換したら、十中八九「頑張れる」と出てくるストライカー。
 デジカメ泣かせのオレンジ色っすよ。
 これ単体だけでも、結構な出来な気がする。
 スタンドがついてるので、ディスプレイとしても優秀。





 バレル部の展開は、全て差し替え。
 かなり細かいパーツが多いので、付け替えはちょっとストレスかも。
 当然バレル部ははずせるんだけど、有線式なのに無線式になってしまう…つまりは光ケーブルが付属してないので、あんまり意味ないなぁ。まぁ、自分で用意すればいいんだけど。

 


ガンバレルダガー

 ガンバレルストライカーの、ガトリング砲兼機首部分を折り曲げて、別パーツの接続パーツを使って装着。
 かなり上半身のボリュームがアップ。それも後ろから見るとすごいことに。
 迫力が倍増。素直にカッコいい。
 この状態でも、自立が可能ってのは地味にすごい。

 







 可動にもほとんど干渉しないので、スタンドを使えばかなりポーズに幅が。
 バレル展開しても、下の二門は使い物にならないのが…。
 まぁ、本来はバレル部ははずして攻撃するしね。




エールダガー

 ガンバレルをストライクに…は、既に説明書に明記されているので、あえて逆を。
 エールストライカーって、地味にどんなMSにも似合うのな。
 予想外にしっくり。

 



 

 いかに「HG SEED DESTINY」がぼったくりであるか
 「ダガー」+「ガンバレルストライカー」+「スタンド」で1,500円。
 おいおいおい。スタンド付けずに1,500円で売ってる連中の立場ねーぞ。
 可動に関しては、今となってはフツーなんだけど、そのほかは一級品。
 数少ない連合製の機体でもあるし、一粒で二つ美味しいので、量産機ラブの人はぜひ。