1/144 HG GUNDAMSEED-42
ヴェルデバスターガンダム




緑(ヴェルデ)のバスター


 ストライクの改修機であるノワールの次は、バスターの改修機であるヴェルデが登場。
 ノワールは完全新規造形の商品だったけれど、ヴェルデはバスターに追加パーツを付けたもの。
 なんで、ノーマルのバスターに組み立てることも可能だし、「ノーマル→ヴェルデ」の換装もやろうと思ったら出来るんだろうけれど、色々とパーツ構成が変わっているので、あまり現実的な話ではない罠。





 ノーマルのバスターに比べると、上半身のボリュームがすごいことに。
 主に肩周りに追加パーツが集中しているので、上半身のイメージはもはや別物。
 なんだけれど、一目でバスターだとわかるのは不思議。
 色分けは良好で、何処もワンポイントの塗装で済む程度。
 追加パーツも、わりと違和感なく装備されてるかと。
 あと、全体的に色味が変わってる…?





 可動は、元々のバスターがそれほど悪くない可動だったこともあってわりと良好。
 下半身、は足首の可動に少し不満はあるけれど、フトモモ付け根のロール可動のおかげで、思い切ったポースを取ることも可能。
 腰の可動が死ぬのは相変わらず痛いな…。
 上半身は、肩の可動が若干狭くなるかなー…ッという程度。
 必要最低限の可動は確保できてるのではないかと思われ。
 肩アーマーがこんなにでかいと、ダブルボールとかあんまり意味ないからねー。
 問題は、肩アーマーが大型化…特に肩関節側に…したせいで肩が抜けやすくなってしまったこと…。





 バイザーは、上下に可動。
 ごめん、ちょっと、上げきれてないねこの画像。




M9009B 複合バヨネット装備型ビームライフル

 新しく両腰に装備されたビームライフル。
 上下方向への取り回しが悪いものの、左右の取り回しは比較的良好。
 多少の慣れが必要になるけどねー。




バヨネット(銃剣)展開

 「PS装甲以外の装甲を切り裂く」…って、PS装甲が切れないのって結構大きなマイナスなんじゃ…。
 それでも、バヨネットを装備させたスタッフに盛大な拍手を送りたい。




大出力2連装ランチャー

 バスターで言うところの連結モード。
 個人的には、これはバスターの連結モードの方が、威力アップという絵的な説得力はあったと思う。技術的説得力は別にして。
 とはいえ、バヨネットの刃をビームの誘導に使うとか、なかなか面白い設定だとか思ったり。



94mm高エネルギービーム砲&350mmガンランチャー
220mm多目的ミサイル6連装ポッド×2

 バスターの装備は、全て上半身に。
 ほとんど改修無しで、場所だけ移動って珍しいような気がする。























 







 元がバスターからの流用ということで、少し不安なところがあったけれど、なかなかどうして、キッチリと遊べるものになっているのはさすが。
 なにがさすがって、今の物と比べても遜色ないバスターの出来の良さが。
 乱暴に言ってしまえば、バスターの装備を上半身において、両腰に新しい装備を付けただけなんだけれど、ただそれだけで、バスターを遥かに凌ぐボリュームを獲得。
 にもかかわらず、一目でバスターだとわかるデザインも秀逸。
 気になるのが、一部に接着した方がよさげなパーツがあること。
 それ以外は動かしてて楽しい良キット。だと思いまふ。






 ちなみに、バイザーを外すと……。



 超竜神っ?!
 超竜神じゃないかっ!!