1/144 HG GUNDAMSEED-46
ケルベロスバクゥハウンド




三つ首の狩人



 その存在が公表された瞬間から「劣化ゾイド」と評され、本編が始まった途端に「謝れ!ゾイドに謝れ!!」と散々にこき下ろされた四足歩行型MSバクゥ。
 その進化型が、三つ首になってスターゲイザーに参戦。
 ファントムペインの主力の一角であるブルデュエルを撃破するという輝かしい功績を収めたのだった…。





 ケルベロスウィザードを外した、いわば「バクゥハウンド」と呼べる状態。
 犬。どっからどう見ても犬。
 これ、ガイアガンダムの前例が無かったら、ガンダムの世界のMSとはなかなか思えない。
 組み立て自体はそれほど難しくないけれど、いかんせん手足や首などに同じようなパーツが多すぎて、ちょっと食傷気味。でも、普通のMSとは違うので、新鮮ではある。





 動きすぎて逆に困る位によく動く。
 問題があるとすれば、頭部。モノアイが見難い事この上ない。
 それ以外は、特にケチをつけるほどのところは無いかな?
 キャタピラがゴムなので、劣化が心配だけど。
 あ、ちなみにポリキャップレス。
 





 腹部の可動。
 腹部を引き出すことで、胴体部分が上下左右に若干ながら可動。
 若干と侮る無かれ。やはりこの可動があるとないとでは大違い。





 首も引き出し式。
 蛇腹が一個一個伸びるわけではなく、根元の部分がグイッと前にせり出す感じ。
 中にはリード線が通っており、フレキシブルに可動。
 パイプはゴムなので、可動に影響なし。




ケルベロスウィザード装備

 ケルベロスウィザードを装備した状態。
 それぞれの首の基部で可動。
 首は、本体と同じ構造で、引き出し機構はなし。
 顎が可動し、中にはビーム砲を装備。
 ウィザード自体も、本体との接続部で回転可能。




 ビームファングシステム・全起動

 笑っちゃうくらいにビームファングだらけ。
 何が面白いって、本体の頭部だけでビームファングを五本装備
 デザインしたヤツはバカか>蝶褒め言葉

 

 で。
 「ケルベロスウィザード」というからには、やはりザクヲのウィザードシステムと互換性があるわけで。
 幸いなことに、うちにはザクヲが山ほどいるわけで…。




ガナーバクゥハウンド

 ガナーなバクゥ。
 上手く装備できてるように見えるけれど、実は後ろ足とのクリアランスがギリギリ。
 後ろ足はほぼ動かないということに…。




ドーン!!

 こんなゾイドいたなぁ…。
 ケーニッヒウルフかなんかで。




ブレイズバクゥハウンド

 こちらは、ほぼ何の障害も無く装備可能。
 若干ブレイズウィザードが浮いて見えるかな?
 色的にもう少し統一感があったらもっと似合うんだけど…。




バクゥハウンド!特攻!!

 突撃力なら折り紙付き…というイメージ。
 バカみたいな加速力になりそうだなぁ…。




ケルベロスザクウォーリア

 ケルベロスなザクウォーリア。
 ウーム…イロモノだなぁ……。
 あぁ…奥側のケルベロスのアンテナが浮き上がってる。




ビームファングシステム

 ケルベロス頭部のビームファングシステムは、取り外してビームサーベルとして使用可能。
 サーベルというよりショートソードっぽい。




ビームジャベリン

 別パーツで、某ジャベリン風のツインビームサーベルが付属。
 手ごろな長さ。
























ふ〜…

ケルベロスウィザード重いねん




「だるー」
「だるだるー」

「ケルベロスUZEEEEE!!」








 うむ、この犬はいいものだ。
 無印種の頃から、なんだかんだといいつつもキット化が待ち望まれていたけれどこのクオリティで出されると待ったかいがあると思えるね。
 人型以外のMSであるだけでなく、ポリキャップレスやリード線を使ったフレキシブルな可動など、チャレンジブルな内容のものでもある。
 ホント磐梯山は、使い回しを続けた後にはいいもの出すね。さすがだと言わざるをえない。

 で。
 今回ランナーがやけにキッチリ「ケルベロスバクゥハウンド」「ケルベロス」「バクゥ」で分かれているなーと思ったら、ノーマルバクゥも発売するのね。
 ラゴゥも出るかな?やっぱ無理かな…。